boya-yonosuke2007-08-26


フォレスト出版 ケータイフォレスト!での連載から。
 
 太田龍樹自らが話す『もっと主張が通り、好かれる人になる!』はこちら




みなさん、こんにちは。
太田龍樹です。

先日、フォレストさん主催のセミナー
『なぜか主張がとおり、好かれる人になるセミナー』では、
たくさんの読者の方にもお逢いでき、とても嬉しかったです。

参加者や関係スタッフの方々に
この場で改めて感謝させていただきます。

ありがとうございました。

さて、いよいよこのケータイセミナーも
今回で最終回となりました。

どうぞ、最後までついてきてくださいね。

今回は、ひとりディベートの最終ステップとまとめです。

「クルマを買うべきか、我慢すべきか?」

この切実なテーマの最後を飾るステップは、
クルマを買った後のメリットデメリットを比べ合うことです。

まず、クルマを買った後のメリットを考えてみましょう。

良いこと・悪いことを考える場合、
いろいろな人の立場を考える必要があります。

立場が代われば、見方も変わるものですよね。

自分・家族・ディーラー・銀行員・駐車場の担当者
などなど。

ここに、ディベート思考の素晴らしい点があります。

つまり、いろいろな視点からモノゴトの是非を
検討することができるということです。

くどいようですが、
ディベートは自分だけの、
視野の狭くなる考え方ではなのです。

さて、それでは、まずメリットを考えましょう。
ここでは、部分的に列挙します。

自分にとって良いこと
・女の子をデートに誘いやすくなる
・燃費が良くなり、お財布に優しい
・新しいクルマのおニュー感が、
自分の気持ちをリフレッシュさせる

自分にとって悪いこと
・下取り査定が悪く、ローン返済が厳しくなる。
お財布に厳しくなる
(このように、メリットの項目であった
お財布に優しいという点を切り返すのが、
ディベートの醍醐味だと言われています。
これをターンアラウンドといいます) 

家族にとって悪いこと
・奥さんの趣味と合っていない。
・子供が増えたとき、クルマのスペースが狭すぎる。

ここでワンポイント。

独身の場合には、
この家族にとって
というより、ライフスタイルに主眼を置いたほうがいいかもしれません。

奥さんや子供がいる場合には、
逆に大きなデメリットになる恐れがあります。

自分と違う立場の存在は、
自然と、クルマを我慢するということになりかねません。

逆にいえば、販売力のあるディーラーさんは、
奥さんの趣味やあなたのライフステージ、
子供の有無などをしっかりと事前に聞き込みます。

このような家族にとって、
クルマ購入が最適になるよう提案していくのです。

最後に、メリットデメリットを洗いざらいにした上で、
それらを比較検討していきます。

その際、重要になるのが、
どの尺度を大事にするのかということです。

自分の満足を軸におくのか?
家族の満足を軸におくのか?
まだ見ぬ将来の恋人を軸におくのか?

これが、あなたの価値観そのものになります。

日常生活の間にも、ひとりディベートをすることで、
あなたの価値観が浮き彫りになっていきます。

面倒でしょうか?
細かいでしょうか?

でも、ちょっと待ってください。
常日頃から訓練しておかないと、

転職、起業など、
人生の大きな岐路で、
納得がいく決断はできません。

あなたの価値観(主観視)に
ひとりディベート(客観視)をインストールしてください。

メルマガセミナーを読むほど勉強熱心なあなただからこそ、

私は、将来、やってくるであろう
あなたの大きな転機に、
満足のいく選択をしてもらいたいのです。

満足のいく選択の連続こそが、
あなたにとってより良い人生が送れる助けになると信じているからです。

以上をもちまして、ディベート講座を終了します。

スペースの関係上、
ディベート思考の一端しかご紹介できませんでしたが、
詳しくは、私の著書をご覧になってください。

5回に渡り、お付き合い頂いた
ケータイフォレスト読者のみなさま、
ありがとうございました。

あなたのおかげで、
今の私があります。

本当にありがとうございます。

あなたに直接、お逢い出来ることを楽しみにしております。

実戦&実践ディベーター
太田龍樹

なぜか主張がとおる人の話し方&考え方

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