boya-yonosuke2007-08-23


フォレスト出版 ケータイフォレスト!での連載から。
 
 太田龍樹自らが話す『もっと主張が通り、好かれる人になる!』はこちら



みなさん、こんにちは。
太田龍樹です。

ディベートもメディアで取り上げられることが多くなりました。
来週11月6日(月)深夜、
TBS系列オリエンタルラジオ出演の
テレビ番組
『オビラジR』に私が芸人同士のディベートの解説者として出演します。
どうぞみなさん、ご覧ください。

さて、この前の宿題の回答から。
あなたが話すとき、
相手の反応をしっかり見ましたか?

私は、あなたに
「探偵さん」になって欲しかったのです。

探偵さんは、ひとつひとつの証拠をおさえるまで、
徹底的に探し、ターゲットとなる人を観察します。

あなたにも同じように、
単に見るのではなく、
観察してみてください。

くれぐれも友人を不審な目で見ないでくださいね(笑)

あくまでも
「探偵のつもりで…」
という事ですからね。

話を戻しましょう。
宿題の際、あなたは相手のどこを観ていましたか?

私は相手の反応を観察していくことを、
「ひとり探偵」と称しています。

今回は、顔と足の観るべきポイントをお話します。

・顔色を観る
相手の顔色や血色を見て、体調が良し悪しを判断する。
顔色が悪ければ、
当然あなたの話に集中できない可能性が高いからです。

早々に話を切り上げるか、
あんまり顔色が悪い場合は病院を勧めましょう。
いい意味で顔色をうかがってくださいね。

・顔の筋肉の動きを観る

顔の筋肉のかたさ、やわらかさには、
あなたに対する感情が反映されています。

好感を持ってくれているかどうかというのは、
笑いの自然さでわかるのです。

また、口は笑っていても、
目が笑っていないというのは、あなたの話に興味がないことを示しています。

話のネタを変えたほうがいいかも知れません。

・足を観る
足は、死角になりやすく、相手も油断しやすいパーツです。

だからこそ、相手の心理を読み解く大きなヒントがあります。

貧乏ゆすり・足の格好・靴の手入れはどうなっているかを観てください。

あなたに関心があるかどうかがわかります。

靴に関しては、その人の几帳面さを読むことができますし、
あなたへの誠意の有無がわかるものです。

このように、ひとつひとつを「ひとり探偵」になって
相手を骨抜きにしちゃいましょう!


次回3回目からは、
オオタリュウキの代名詞になっている
「ひとりディベート」という考え方をお話していきます。

私にとって、ひとりディベートは、ディベートの中心的な考え方です。

わざわざディベートの試合をしないでも、
あなたの頭は常にディベートの連続なのです。

たとえば、
プラズマテレビを買うべきか、否か?」

「転職するべきか、否か?」

「A子ちゃんと結婚すべきか、否か?」

あるカード会社のCMではないですが、
「どうすんのよ、俺」
が常に突きつけられているのです。

それが人生なのです。

あなたは、小さな決断だからといって
感覚だけで判断していませんか?

その小さな決断の癖は、
大きな決断をする際にも知らず知らずのうちに出てしまいます。

怖いことですよね、癖で判断してしまうなんて。

癖(主観)はもちろん大事ですが、
「ひとりディベート
を取り入れることで、
あなたの判断により客観的、合理的な判断を加えることができます。

主観+客観=
よりよき意思決定

これが「ひとりディベート」の真髄です。
どうぞ次回もお楽しみに。

なぜか主張がとおる人の話し方&考え方

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