boya-yonosuke2007-08-24


フォレスト出版 ケータイフォレスト!での連載から。
 
 太田龍樹自らが話す、『もっと主張が通り、好かれる人になる!』はこちら




みなさん、こんにちは。
太田龍樹です。

11月6日・13日の深夜にTBS系列で放映された
『オビラジR』は、ご覧になりましたか?

芸人さん同士のディベートを私が解説・ジャッジをしました。

私が感じたのは、
「やっぱり、ディベートはエンターテインメントだ」
ということ。

また、どんなにくだらない(と思われがちな)テーマでも、
ディベート的に対立していけば、
賛成と反対の考え方が見られる面白さ。

そして、極めつけは芸人さんの感性の鋭さです。

シビアな世界を生き抜く彼らの感性には、舌を巻くばかりでした。

さて、前回までディベートのいろいろなルールをお話しましたが、

今回は、「ひとりディベート」のお話です。

ひとりディベートとは、カンタンに言えば、
自分の頭の中で賛成と反対の立場に分かれ考えを巡らすことです。

まずは、あなたが「ひとりディベート」をしなければならない
瞬間があることを分かってもらいたいと思います。

たとえば、
「あの人と結婚するべきか?しないべきか?」
「眠る前に、本を読むべきか?読まないべきか?」
「転職をすべきか、しないべきか?」
「今日のランチは、蕎麦か?牛丼か?」 
などなど。

数え上げたらきりがありませんが、
日常生活やビジネスの中は、常に選択・決定の連続なのです。

そして、ひとりディベートは、
後悔しない決定をするための重要な考え方なのです。

中でも重要な5つのステップとは、

1・現状分析
2・問題点の発見
3・問題解決のためのプラン
4・プラン導入の可能性
5・プラン導入後のメリットデメリット
です。

言葉は難しいですが、
慣れてしまえばカンタンです。

どうぞ気楽な気持ちで聞いてください。

今回は最初の2ステップについて解説します。

例を挙げて、解説しましょう。

今回のテーマは、
あなたがクルマに興味が無くても、

「私は、自動車を買うべきか、まだ我慢すべきか?」
にします。

これは、私の一番の関心事でもあります。

太田さんはクルマが好きかも知れないけど、
ボクのクルマは問題無いし…」

とあなたは思ったかも知れません。

でも、ちょっと待ってください。

あなたの身の回りに起こることは、
すべてあなたの関心があることばかりですか?

違いますよね。

イヤな事でもやらなきゃいけない時って、
あるじゃないですか。

イヤな事だからこそ、サクサクっと決めて、
終わらせたいじゃないですか。

最初に、クルマに興味がない人も、と書いたのは、
そういう「食わず嫌い」をしないで欲しいという願いでもあったのです。

前置きが長くなりましたが、
早速解説しますね。

1.現状分析
今、乗っているクルマの状況をしっかりと見ることです。

燃費は?
デザインは?
自分のライフスタイルにあっているか?
などなど。

2・問題点の発見
燃費が悪ければ、ガソリン代が高い今のような時代では、
経済的も大きな問題ですよね。

走るたびに故障箇所が出てくるとしたら、
思わぬ事故につながるかもしれません。

他にもデザインが飽きたとか、
シートにコーヒーの染みがあるとか、
新車独特のにおいがしないなどです。

以上が最初の2ステップです。

次回は、残り3つのステップをお伝えしますので、
お楽しみにしてくださいね。

そうそう、あなたに宿題を出しておきます。

クルマに興味がある人もない人も、
(もう大丈夫ですね?)
現状分析と問題点を考えておいてください。

クルマが無い人は友人のクルマでもOKです。

そのときは、
「自分だったら」ということを忘れずに、
頭の中だけでやってくださいね。

決して、
「あなたのクルマの問題点は〜」
とか言わないように!

これから先、
二度とクルマに乗せてもらえなくなりますから…。

では、次回、またお逢いしましょう!