■
ディベートを標榜し活動している私たちは、たまに
「ディベート」という言葉に色がついている方をお見かけし、
ディベートに対するイメージをお聞きすることがあります。
(逆に、ディベートそのものを知らない人が世之介の周りには多いことも追記しておきます。)
「何でも理屈で通す人」
「何を内心は考えているかわからない」
「攻撃的な人なのでは・・・」
などなど。
なぜこういう意見が存在するのかは、この場で問うことではないと思います。
あえて言えば、ここに至るまでの経緯はどうだっていいのです。
大事なのは、今後、上記のような色のついた見方・意見をじっくりほぐしていく、
言い換えれば、
「ディベートはそんなネガティブなことばかりではないのですよ」
と多くの方々に示し、安心してもらい、
そして、その方々にディベートを活用していただくことこそが大事なのでは?
と考えています。
私たちザ・エンターテインメントディベート BURNING MINDは、
新しいディベートのあり方に挑戦していきたいのです。
ディベートの基本が面白いほど身につく本―論理力・説得力・対人力が高まるトレーニング (知りたいことがすぐわかる)
- 作者: 太田龍樹
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2007/04/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 17人 クリック: 105回
- この商品を含むブログ (273件) を見る
ディベートの根底に流れるものとは?
を書いていきます。
ディベートの中には、「反対側の存在」というルール・原則があります。
論理的な話し方が面白いほど身につく本―伝えたいことを相手にわかりやすく上手に話す基本スキル35 (知りたいことがすぐわかる)
- 作者: 茂木秀昭
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2004/09
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 11回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
必ず、反対がある。
必ず、アンチテーゼが存在する。
世の中は、必ず反対やアンチテーゼがありますよね。
自分の意見がすべて通る人がいたら、その人はまさに神です。
そんなことはありえない。
この人生にも通ずることがルール・原則として明文化されているのです。
これをおしすすめると、
ディベートの根本精神は、
ダイバーシティーを認める
多様性を前提にモノゴトを進めていく
- 作者: 五百旗頭真,伊藤元重,薬師寺克行
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2007/06/07
- メディア: 単行本
- クリック: 10回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
いろいろな考え、いろいろな価値観、さまざまな利害・・・
それら多様性をどう捌いていくのか、
これがディベートを使いこなしていく意味でしょう。
ディベートの根本精神に
「反対側の存在」
⇒それは、『多様性』をまず認める
ここをご理解していただきたいと思います。
その『多様性』・『ダイバーシティー』を無視して、
ディベートをすることは恐ろしく独断的で、
攻撃だけを重んじる、
この日本という国では間違いなく普及しない代物となるでしょう。
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1993/09/10
- メディア: 文庫
- クリック: 14回
- この商品を含むブログ (52件) を見る
今話題のキーワード「共生」という理念が歴史の根底に流れているのですから。
- 作者: 平野貞夫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/09/08
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (4件) を見る